光の重要性

光は、人間のこころ(情緒)まで支配する

日光のエネルギーは生理学的な活動や気分に影響を与えるだけにとどまらず、すべての生命維持機能を安定させ体を健康にさせます。人体は日光に当たると、活動していない時の心拍数、血圧、呼吸速度、血糖値、また運動後の乳酸は下がり、精力、筋力、忍耐力、耐ストレス性、血液の酸素吸入量、運搬量は上がります。
反対に日光に当たる機会が少なくなると、気分が優れず、いら立ち、攻撃性が増し、疲労感、不眠症、うつ病、アルコール依存症、自殺生殖力の減退、多種多様な病気や症状が増えてきます。

脳は光を感じる「第三の目」

眼から視交叉上核→自律神経系、内分泌系、脳内ホルモン

身体のバランス ホルモンのバランス 心のバランス
自律神経の病気 エネルギーのバランス ストレスの緩和
自律神経の安定 各種ホルモンのバランス 情緒の安定・集中力と記憶力
各器官を調節・統制 各臓器のバランス 精神・感情の安定

光線は気分を爽快にし、自律神経や内分泌系機能を安定させます。
したがって精神科や自律神経系の患者には相当の効果があります。

人の心と肉体は一体をなしていますので、心の健康なくして肉体の健康はあり得ません。中でも自律神経や内分泌系機能が関与してさまざまな症状を引き起こすと考えられています。心が肉体に悪影響を及ぼしますので互いに悪化要因として働きます。
また近年、光線が人間の情緒に深く関係し、精神的、肉体的に大変大きな影響を与えている事実が一層明らかになり光線の有益性はますます高くなりました。

太陽光線と紫外線、可視光線、赤外線の確認されている作用、臨床報告、研究結果
※特定の医療器等の効果を示すものではありません。

医学博士 宇都宮光明