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近年、骨がもろい、骨粗鬆症、骨密度の低下など『カルシウム不足である』とよく耳にすると思いますが、ほんとうにカルシウム不足なのでしょうか?
厚生労働省の発表では、現代人の一日のカルシウム摂取量は平均600mg以上です。これは昔の人のおよそ2倍から3倍にあたる量です。すなわちカルシウム不足どころか、十分過ぎるほどに摂取しています。
摂取量が問題なのではなく、吸収に必要不可欠なビタミンD3が不足しているのです。
このホルモンは紫外線によって体内で合成されるものですから光線を浴びることで、骨密度が上がり、骨は丈夫になります。
 
昔の人
現代人
カルシウム摂取量 少量平均1日300mg以下 大量平均1日600mg以上
日光照射量 大量屋外生活 少量屋内生活
カルシウム代謝 良好骨が丈夫 不良骨がもろい

骨の10000分の1が血中カルシウム濃度、血中カルシウム濃度の10000分の1が、細胞内カルシウム濃度です。この絶対的な比率を維持するために、カルシウムが吸収できないと自らの骨を溶かし血中カルシウム濃度を一時的に上げて、細胞内カルシウム濃度を維持するが、これにより、さまざまな病気が誘発することになります。 カルシウムは骨よりも全身の60兆の細胞に絶対的に必要不可欠な物質として作用しています。
骨はむしろ、そのための貯蔵庫です。また細胞内カルシウム濃度は常に一定に保たれていなくてはならないため、カルシウムの吸収が少なくなると、自らの骨を溶かし血液を介して細胞内カルシウム濃度を維持します。この時、身体は緊急避難として無制限的にカルシウムを血管内へ放出します。これが骨粗鬆症です。また多く放出されたカルシウムが血管内や、細胞へ入り込みさまざまな病気を引き起こします。

 

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