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■健康の根源は自然との共生

すべての生命は自然の恵みで生きていますが、その一方で紫外線と皮膚ガンの関連が問題視されています。
しかし昨今の論調は最も大切な視点がおざなりにされています。
それは紫外線が健康保持に欠かせないビタミンDを生成することであり、人に紫外線から皮膚を守る仕組みがあることです。
一例を挙げれば、必要な紫外線は吸収し過剰な紫外線から皮膚を守るため、亜熱帯に住む黄色人種は夏に日焼けをし、寒帯で暮らす白人は常に日焼けをせず、強い紫外線に曝される熱帯の黒人は生まれた時から日焼け状態です。
この自然と共生することをないがしろにして美白にこだわれば、健康を損なってあたり前です。
私は「紫外線が原因の皮膚ガンで亡くなった人を知っていますか」と訪ねることがありますが、人には皮膚ガンを防ぐ光回復と呼ばれる機構があり、日本人は日焼けで過剰な紫外線を防ぎますので極めて稀だからです。
ちなみに紫外線による皮膚ガンは寒帯に適した白人が亜熱帯や熱帯に移り住んだ際の問題であって、黒人は皮膚ガンにはまずなりません。

■紫外線が足りないと他のガンの死亡率が二倍になる!

ガーランド博士が地理病理学的に日照に恵まれ紫外線の多い地域で乳ガンと大腸ガンの発症率、死亡率が低下することを報告した研究結果があります。
その後、相次いで卵巣ガン、前立腺ガン、悪性リンパ腫で同様な研究結果が報告されました。そして本年三月アメリカの医学雑誌、キャンサー(英語でガンの事)にウィリアム・グラント博士が紫外線量とガン発症率について詳細な解析を行った結果を報告しています。
グラント博士は紫外線量の多いアメリカ南西部諸州と少ない北東部諸州のガン発症率、死亡率を比較検討し、前述の5つのガンに、膀胱ガン、食道ガン、腎臓ガン、肺ガン、膵臓ガン、直腸ガン、胃ガン、子宮ガンの8つのガンを加えた13のガンで食事やたばこなどガンに関わる既知の要因で補正しても紫外線量と癌羅病率との間には明らかな関係があり、紫外線量が少ない地域では、多い地域に比べ死亡率がほぼ二倍に上昇する癌もあると報告しました。
このように十分な紫外線を浴びないと他の多くの癌の発病率・死亡率が上昇する事から、紫外線に癌を予防する効果があることが明らかです。
グラント博士はその作用機序について、ガーランド博士と同様に紫外線で生成されるビタミンDの細胞分化誘導作用を重視しています。この作用はガン治療でも有用なことが指摘されているのです。

■ビタミンDの細胞分化誘導作用

光線療法に一縷の望みを託すガン患者は少なくありませんが、全身状態の改善だけでなく延命効果があったと思われる症例を経験します。この際の治療効果については、ガン細胞に対する免疫機能の亢進とか熱に弱い特質を利用した温熱療法としての効果とかさまざまな作用が総合的に働くと考えられますが、近年、ビタミンDにガン細胞の分化を誘導する作用がある事が解明され、その重要性が注目されています。
細胞分化とは、細胞が形を変え、機能を変える事ですが、ガン細胞を含め実にさまざまな細胞にビタミンDが鍵になる鍵穴がありこれをビタミンD受容体と呼びますが、ガン細胞では細胞の増殖を抑制し正常細胞への分化を誘導する作用が明らかにされました。
この点からアーク光線療法を副作用のない治療法としてガンの治療に併用する事で他の治療では得がたい相乗効果が期待できると考えられます。
またビタミンD過剰症を起こさずに細胞分化誘導作用があるビタミンDの誘導体を抗がん剤として開発する研究が行われています。
なおグラント博士は紫外線の弱い季節にビタミンDをサプリメントで補う事で進めていますが、私たちが推奨するアーク光線療法を日常週間とすればその必要はありません。

 

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