日本光線療法協会 トップページ太陽光線と作用光線療法について全国の取扱店お客様の声光の医学について日本光線療法協会 お問い合せ

■予防医学と生活習慣

厚生省は昭和31年に、主に40歳以降に発症し、初期には症状が殆んどなく(検査病)、進行して合併症が出てからは治療が難しく、死亡率も高い疾病群を成人病と命名し、政策として早期発見・早期治療を中心に予防対策を進めてきた。
一般論として病気の発症には、食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒などの生活習慣、病原性微生物・有害物質・事故・ストレスなどの外部環境、遺伝子の異常・加齢などの遺伝が関与することから、予防対策を生活習慣や外部環境を改善して発症を未然に防ぐ1次予防、検査で病気を早期に発見し治療することで合併症を防ぐ2次予防、リハビリで社会復帰を図る3次予防に分け、成人病対策では2次予防に重点をおいた対策を約40年にわらって推進してきた。しかし期待した成果を挙げるには、1次予防を重視する必要があることが強調されるようになったことから、厚生省は平成8年に成人病の概念を改めて生活習慣病という呼称を提唱し、成人病対策を生活習慣病対策に政策転換したのである。
  したがって厚生省が政策として推進する生活習慣病対策の対象患者は殆んど変わらない。すなわち三大成人病の癌などの悪性腫瘍、心臓病(虚血性心疾患)、脳血管疾患(脳梗塞や脳出血)を始め、高血圧、動脈硬化、高脂血症、糖尿病、肥満、高尿酸血症(痛風)、閉塞性肺疾患(慢性気管支炎など)肝臓病(アルコール性肝疾患など)、骨粗鬆症などである。
  言うまでもなく、これら疾患群のみならずあらゆる病気の予防、治療で生活習慣を改善する自助努力が求められることから、生活習慣病の提唱は妥当な措置と考えられる。

■予防医学における光線療法

厚生省は生活習慣病を予防する健康習慣として、適正な睡眠時間、禁煙、適正な体重の維持、過度の飲酒をしない、定期的に激しいスポーツをする、朝食を毎日食べる、間食をしない、の七項目を挙げているが、太陽光線の恩恵なしには生命もない自然の摂理に適い、予防医学に適う健康習慣には「食事を摂ると等しく光線を浴びよ!」という文言を付け加えるべきである。

■光線の作用

光線の作用は直接作用と間接作用に分けられる。
直接作用は、照射部で認める作用で、赤外線や赤色寄りの可視線による温熱作用、可視線の光受容器に及ぼす作用、紫外線や紫色よりの可視線による光化学反応などがある。
間接作用は、光化学作用で生合成された光産物が毛細血管で吸収され遠隔部の標的器官で認める作用や、光線が生理機能に及ぼす作用を包括した概念である。
例えば紫外線がビタミンD生合成するのは直接作用であり、ビタミンDが遠隔部の標的器官で作用するのは間接作用である。

■ビタミンDの作用と特徴

光線の作用で最も知られているのは紫外線によるビタミンDの生合成である。
ビタミンDは20世紀初頭に抗クル病因子として発見されたが、これを契機にビタミンDのカルシウム代謝調節ホルモンとしての作用が解明された。
また近年、ビタミンDは細胞のビタミンD受容体を介して細胞分化を誘導することが発見された。なお付言すると、ビタミンDは光線浴で補うのが自然のルールであり、魚肉を除く食品には殆んど含まれていない。
そのため光線と共生する生活習慣を失うとビタミンD欠乏症になる。殊に加齢により光線のビタミンD生成機能が低下するため、高齢者ほど容易にビタミンD欠乏症を起こすのである。

 

太陽光線と生命 光線療法について 全国の取扱店 お客様の声 光の医学について